月光歌



まるでオレを嘲笑うかのような姿をした月が
真っ暗な闇の中に浮かんでいる。
そしてオレはその月に苛立った後に思い出すんだ。
月に照らされたアンタの姿を。



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閑日月
月白
月下の地上(1)