が傍にいるのは知っている。というよりもむしろ肌で、心で感じる、と言った方が正確かもしれない。
そんときオレの心ん中は、柔らかくて軽やかな気持ちと、冷たくて尖った気持ちが混在する。
前はこんなんじゃなかったのになぁー……。
苦し紛れに笑いながら言ってみたくなる。
ずっとずっと、オレの中を満たしてた、日向で昼寝をしたときのような、あの、暖かでふわふわとした気持ちは一体いつから失われてしまったんだろうか……?
考えても考えても、答えは見当たらない。
焦る気持ちを必死で隠してる。追い掛けたい気持ち、諦めで褪せる。けど、本当は焦ってる。



を待つのがこんなにつらくなるなんて思わなかった。
野球、1人残ってでも練習続けとけばよかったなぁー……。





君待ち歌