保健医のシャマル先生が好きで好きでたまらなくて、好かれようと無理をした。あたし。
……。
訂正します。現在進行形です。
シャマル先生に好かれようとして無理をしています。
似合わない化粧やセクシーな服装、もちろん制服のスカートだって今ではすごいことになっている。ぱんつ、見えちゃう位。
それに加えてちょっとえっちな、大人びた言動。してみたりとか……。
そういうカタチだけに自分がとらわれてしまっているのは自分でもわかってる。
けどそうせずにはいられない。
だって好きだから。何もしないで手をこまねいて見ているなんてことは、あたしには、無理。



だけどふとした拍子に、淋しくて疲れた自分に気付くんだ。



三拍子のリズムを刻むのは恋するあたしと先生と疲れきった淋しいあたし。





背伸びのワルツ