「なぁ、 。」

「ん?どうした?」

「お前、ひょっとして髪型変えた?」

「あっ、えっ、うん、そうだけど、」



正直、コロネロ、あなたに気付かれると思ってなかったんだけど。



「あー……うん、なんつーか、そっちの方が似合ってるぜ、コラ。」



いつもは見せない、ふわりとした微笑みを見せると、ちょっと困ったような顔をしてからコロネロは机に突っ伏してしまった。
ひょっとして彼は1時間目から寝るつもりなのだろうか……?
早すぎるなぁ、と思ってあたしはこっそり笑った。
早すぎる、あたし、こんなこと位で惚れちゃうなんて。





君は見てる








日記の小話リサイクル。加筆修正。